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めぐみさんは生きているだろうか

 《政府は8日、北朝鮮による日本人拉致問題をめぐる先月の日朝実務者協議で、北朝鮮側が「横田めぐみさんのもの」と説明して日本代表団に渡した遺骨のDNAを鑑定した結果、別人のものだったと発表した。政府は同日、北朝鮮に鑑定結果を伝え、厳重に抗議した。小泉首相は与党などで高まっている経済制裁措置について、「対話と圧力だから、両面を考えて交渉を続けないといけない」と述べ、直ちには制裁に踏み切らない考えを示した。だが、今回の鑑定結果は北朝鮮側の説明の信憑(しんぴょう)性を根本から崩すもので、首相がめざす拉致問題の解決と国交正常化の前途はいっそう見通せなくなった》
 以上は、朝日新聞インターネット版からの引用である。
 予想されたこととはいえ、北朝鮮という国はいったい何を考えているのかと改めて思う。いま、テレビ朝日の「報道ステーション」を見ながら、これを書いている。重村智計早稲田大学教授は「骨を焼く温度が低かったのでしょう」と言う。つまり、北朝鮮としてはDNA鑑定はできないとタカをくくっていたらしい。「なめるな」と言った言葉を使うと、ナショナリズム批判の向きからお叱りを受けるかもしれないが、ふつうの日本人のまっとうな感覚は、こういうことではないか。
 ただ、重村氏が「これで、めぐみさんは生きていることがはっきりした」というのは疑問だ。重村氏の論拠は「ほんものの骨一本出せばいいのだから、それが出せないということは生きているとしか考えられない」というものだ。
 だが、私にはもしめぐみさんが生きているとしたら、北朝鮮があえて「死んだ」とする意味がもう一つ分からない。すでに何人かの拉致被害者が帰っている。めぐみさんも生きているなら、帰国させればいいではないか。あるいは、めぐみさんについて帰国させられない事情が何かあるのかもしれないが、どうもあまり思い浮かばない。もちろん私とて生きていることを願いたい。だが、そうした願望とは別に「生死」に限って言えば、私はめぐみさんはすでに亡くなっているように思える。

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2004年12月08日 感想/新聞編 トラックバック:0 コメント:0












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