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個人情報保護法は悪法だ!

 必要があって個人情報保護法を「精読」するはめになった。実に悪法であることを痛感した。といっても、新聞社などが強く主張していた取材が制約されるという点ではない(周知のように「報道」は例外として、この法律は適用されないことになった)。もっと根本的な疑問である。
 そもそもこの法律は「個人情報」は「その個人だけのもの」という思想に基づいている。だが、本当に「個人情報」は「その個人だけのもの」だろうか。人間は絶海の孤島で一人暮らしているわけではない。どんな引きこもりの人間でも何がしかの社会関係を持つ。ましてやふつうに生活しているふつうの人はさまざまな関係の網の目の中で生きているのだ。
 少し考えれば分かるように、こうした網の目はそれぞれ相互の「個人情報」をやりとりすることによって成り立っている。「成り立っている」というのが強すぎるなら、「個人情報」のやりとりが不可避である、といってもいい。いずれにせよ、「個人情報」は「その個人だけのもの」ではありえない。
 もちろん「個人情報」を不法に取得して悪用する輩がいることはたしかだろう。だが、ダイレクトメールやらさまざま勧誘電話がかかってくる程度のことは高度情報社会に生きる人間としてのコストとして仕方がないことだ。それ以上に、身体的ないしは精神的苦痛を受けるようなケースは民法の不法行為で損害賠償するなりなんなり、別の道を選べばいい。
 個人情報保護法の根っこにある人間観・社会観はおそろしく非現実である。
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2005年04月27日 感想/その他 トラックバック:0 コメント:0












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