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「朝日」の刷新

 朝日新聞が12月1日の紙面で「朝日新聞 こう改革します」という大特集(?)をしている。「記者行動基準」の抜粋と「編集局刷新 取材態勢柔軟に」という見出しの記事の2本立てである。後者の方には「4本社編集局の取材態勢」という表がついている。でも、率直にいって、笑ってしまう。
 《第1の柱はグループ制への移行による組織の柔構造化》だそうだ。で、「4本社編集局の取材態勢」の図を見ると、なるほど、外報グループ・政治グループ・経済グループ・社会グループ・教育グループ・地域報道グループ・文化グループ・生活グループ・労働グループ・医療グループ・科学グループ・スポーツグループ、といった「グループ」が並んでいる。でも、これって、要するに従来の外報部・政治部・経済部・社会部などをグループって呼ぶことにしただけじゃないの。もちろん、これまで「○○部」としてなかったグループも少しあるようだが、それは当然に取材チームとしてはあったものだろう。
 つまり、はっきり言って、こんなふうに名前を変えても何も変わりはしないのだ。グループの責任者は「エディター」とするというのも笑ってしまう。広告業界などが早くからカタカナ役職を組織に使っているけれど、そのずいぶん遅い物まねではないか。「社会部長」は「社会グループエディター」です、って?
 取材組織の「柔構造化」はこれが第一弾で、来年9月には、政治・経済・外報を「外交・国際」「政治」「経済政策」「産業・金融」の4グループに再編するそうだが、私にはいずれにしろ枝葉末節のことに思える。
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2006年12月19日 感想/新聞編 トラックバック:0 コメント:0

毎日新聞の「醜態」

 今週月曜(10月30日)のことである。月曜朝刊には毎週、『週刊現代』と『週刊ポスト』の広告が載る。私が家で購読しているのは朝日と毎日だが、朝日には全5段、毎日には半5段でいつも載っている。
 最初に見たのは朝日だった。17ページ、スポーツ面の下に今週号(11月11日号)の『現代』の広告がいつものように載っていた(ちなみに対抗面16面はこれもスポーツ面で、下の広告は『ポスト』である。スポーツ面の広告は、たぶん単価が高い)。『現代』のトップ記事は、広告によると《小泉前首相も安倍首相もひれ伏す創価学会の「天皇」/池田大作「勲章・称号(200)狩り」の研究》である。《機関紙が「人類の師匠」と讃え、ゲーテ、ダーウィンに比肩する偉人と持ち上げる一方で、学会員以外の日本人は誰も尊敬していない希代の宗教者の正体に迫る――。》と内容の説明が付されていた。
 「へエーッ」と思いつつ、頭の中に「ひょっとしたら」という思いがよぎった。創価学会と池田大作に対する、ある意味で露骨な人身攻撃ともいえる内容が予想されたし、広告の文言もなかなか厳しい。「毎日は大丈夫かな」と思ったのである。
 毎日を開いてみると、『ポスト』の広告はいつものように半5段で4ページに載っていた。だが、どこを探しても『現代』の広告はないのである。私の「予想」は残念ながら(というべきか)、当たってしまった。創価学会、毎日、講談社(『現代』の版元)との間で、どのような具体的なやりとりがあったかは知らない。だが、事実として、毎日は露骨に創価学会と池田大作を批判している今週号の『現代』の広告を掲載しなかったのである。新聞各社(関連印刷会社も含め)に「聖教新聞」の印刷を発注することを通じた創価学会の「メディア支配」がしばしばとりざたされる。毎日はもっとも大量の「聖教新聞」の印刷を受注していると思われる。言論機関として、今回の出来事はやはり「醜態」といわざるを得ない。

2006年11月03日 感想/新聞編 トラックバック:0 コメント:0

久しぶりに「朝日」批判

いろんなことがあって、このブログも休眠状態でしたが、久しぶりに書いてみました。定番(?)の朝日新聞批判で恐縮ですが……。

2月15日の「朝日」の第2社説は「共産と社民」というタイトルで「昔の夢よ再びですか」という見出しがついたものだった。まず、書き出しの部分。


共産党と社民党が、憲法改定の阻止に向けて共闘を目指すことになった。……/「社共共闘」と言えば、どこか懐かしい響きを感じる人も多いのではないか。

以下、60年代後半の「革新首長」輩出以降の旧社会党と共産党の関係から説き起こし、今回の「共闘」に至る経過を述べる。

ここへきて歩み寄りの動きが出てきた背景には、両党の、とくに一線党員たちのせっぱ詰まった危機感がある。自民、民主の2大政党がともに憲法9条の改定に前向きななかで、これだけ小さな政党がいがみ合ったままでは抵抗しようもないのではないか。そんな思いだろう。

社民党大会が、現在の自衛隊を「明らかに意見状態」とする宣言を満場一致で採択したことについては、次のように書いている。

かつて自衛隊違憲論だった時代の社会党に逆戻りしたかのような転換だ。

そして、締めは、こうだ。

小さな石だが、市民団体や労働組合など政党を超えた連携を広げられれば、波を呼ぶこともあるかもしれない。

例によって、ああでもない、こうでもないの書きっぷりだが、率直にいって「まじめさ」に欠ける内容である。それは、端的に見出しに表れている。「昔の夢よ再びですか」というのは、揶揄以外の何ものでもない。見出しでいきなり揶揄しておいて、《波を呼ぶこともあるかもしれない》ってのは、なんだろうか。「朝日」の高踏的で、エラそうぶりが出ていると言えば、それまでだが、こうした「まじめさ」の欠如はジャーナリズムのあり方として大いに問題である。

ちなみに「社共共闘」ではないが、社民党の「自衛隊違憲論」復活を論じた「毎日」2月14日の社説の見出しは《「抵抗政党」も一つの選択だ》だった。ここには、すくなくとも問題を真摯に論じる姿勢がある。「朝日」は何かが崩れている。

2006年02月22日 感想/新聞編 トラックバック:0 コメント:0

「朝日」の体質

 11月9日の「朝日」夕刊の一面トップは、日本などを訪問する機会にブッシュ米大統領が「朝日」「朝鮮日報」「新華社」の記者と会見した記事だった。《「普天間移設 履行促す》が横見出しで、縦に《米大統領、本紙記者らと会見》、さらに4段組みした前文の後に《靖国問題「日中韓改善を」》とある。横見出しは既に日米間で合意したことだから、大統領が《履行促す》というのも妙なものだし、縦見出しは、まあ「タイトル」のようなものだ。すると、実質的な見出しは《靖国問題「日中韓改善を」》だけになる。読者は、いよいよブッシュ大統領まで「靖国問題」に言及して、日本政府に対中国・韓国との「改善」求めたと思うだろう。
 ところが、さにあらず。2面に載っている「会見の要旨」を見ると、次のようになっている。

 ――日中関係ですが、中国側からは小泉首相の靖国神社訪問への批判と懸念の声が出ています。関係悪化は米国のアジアにおける国益にも影響を及ぼしますが、米国は何ができますか。
 私にできることは日中の両首脳に対話を促し、将来を見据えながら過去を過去とするように働きかけることだ。韓国の指導者に対しても同じことがいえる。(以下略)


 最初の部分が質問である。記事ではこの質問はだれがしたか分からないのだが、「朝日」記者であることは間違いないだろう(ちなみに、「朝鮮日報」にも「新華社」にも、会見のこの部分は載っていない)。
 こんなときにも「朝日」記者は「靖国問題」を持ち出すのかと思って、とても「いやな感じ」がした。ところが、「朝日」10日夕刊の「素粒子」を読んで、びっくりした。以下、引用する。

 ブッシュ米大統領と会見した本紙記者によれば、大統領は「小泉首相の靖国参拝による日中、日韓の関係悪化がアジア戦略の阻害要因となり、アジアにおける米国の国益に反する」みているらしい。
 さあ、どうする、忠実なる追従者にして参拝命の君としては。


 引用した部分はもとより、省略したところでも、ブッシュ大統領は「米国の国益」など一言も言及していない。それを言ったのは質問者の方だ。むろん「靖国問題」を言い募ったのも質問者である。ブッシュ大統領の答えはふつうに読めば、このようなことが聞かれた場合の、ごく当たり前の返答に思える。それが、「朝日」の紙面にあっては、《さあ、どうする……》ということになるらしい。「捏造」とはいえないが、ある種の「自作自演」といっていい記事ではないか。「素粒子」の下卑た表現にも、あきれる。

2005年11月10日 感想/新聞編 トラックバック:3 コメント:0

珍妙な「朝日」社説

 10月28日の「朝日」社説はまことに珍妙だった。タイトルは「靖国と隣国 静かさを甘く見るな」。つまり、先日の小泉首相の靖国神社参拝に対して中国・韓国の「反発」がそれほど際立って現れていない事態を論じたものだが、「珍妙」というのは、たとえば、次のような部分。

 人々の反応は冷静でも、だから参拝は容認されたということではない。その裏で日本に対する不信といらだちが積み重なり、心の底にたまっていることを見過ごしてはならない。
 経済や人、文化の結びつきがこれだけ太くなると、日本との関係を切ろうにも切れないことを、中国や韓国は百も承知だ。だから関係をむやみに悪くさせたくないと、それなりに腐心している。


 「朝日」はどうやら、中国・韓国が自分たちの考えるように「反発」してくれなかったことにいらだっているらしい。小泉首相の靖国参拝の是非はともかくとして、私は率直に言って「こういう新聞は何なのか」と思ってしまう。
さらに、こんな表現も出てくる。

 参拝に込める首相の思いはどうあれ、結果として、東京裁判を否定したりする勢力を勢いづけ、「日本は過去を清算できない」という負のイメージを世界に広めている。

 「負のイメージを世界に広め」ることに役立っているのは、まぎれもなく「朝日」である。

2005年10月30日 感想/新聞編 トラックバック:1 コメント:0

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